人の喜びを、自分の喜びにしちゃうポジティブ軍団！

食を通じて、楽しむ「出会い」

“飲食業界”の仕事に、あなたはどんなイメージをもっていますか？
「青柳」は、飲食の中でも「料亭」というカテゴリーで営業をしています。
おかげさまで、昭和24年に創業して以来、多くのお客様をお迎えすることができています。
最近では、食べログなどでも「熊本老舗郷土料理店」や「実力派の名店」など、高く評価していただいて、大変ありがたいことです。

今回、体験にきてくれたライターさんを「こないだ来てくれた中学生のインターンシップの大人版です(笑)」と、社員さんに紹介しましたが、近隣の小中学生の職場体験実習も受け入れています。地域に貢献することをとても大切にしています。

現在、「青柳」は震災の影響を受け仮店舗で営業しています。
熊本地震で、営業店舗も減少し危機的な状況でした。
でも社員は1人も辞めることなく、今に至っているのは、震災を機に「青柳」として本来あるべき姿を社員みんなで再確認したことが大きかったです。

「みんなで話し合って、自分たちにできることはなんなのか」をみんなで考え、行動しました。
それによって、これまでの業界の既成概念を壊し、風通しのよい雰囲気づくりを心掛けています。

その一つに「社員の誕生日会」。どうやったら相手を喜ばせることができるのか・・・をチームで考えてサプライズしています。こういった経験が、お客様を喜ばせることにつながっているそうです。あなたが生まれてきた記念日であるお誕生日。
みんながお祝いの方法をいろいろ考えてくれることでしょう。

また、接客時に必要なコミュニケーション力をつけるために、朝礼などで、発表する場を設けています。今では、少しずつ自分の意見を自分の言葉で話すことで、一人ひとりの自信につながっているようです。
話せなかった人も、話せるようになることは、うれしいです。
できるようになるために、みんなでバックアップしています。

社員さん集合写真

上下関係の厳しい世界と思われがちの業界ですが、うちは違います。
下は18歳から、上は60歳代までと幅広い年齢層が働きますが、今回取材での案内役をお願いしたサブリーダーの山田くんは20代です。
料理長も年齢でいえば中堅。年功序列で配属ではありません。
改革当初は、社員からの反発がありました。
それによって、離れてしまった社員もいます。
でも、大切だったのは働きたい環境を作ること。
その成果があってか、ここ数年離職率０％です。
社員と社員が高めあい、楽しく働く職場環境をつくれるようにがんばっています。
これからＡＩの時代。でも「青柳」ではＡＩではできない、「人間力」を培うことができる、最強の環境を目指しています。