丸野雅子

自分の枠を設けず、皆さんの可能性を引き出して頂きたいです。

丸野雅子

マナー講師

丸野雅子さんトップ画像
この仕事に携わってどのくらいですか?

初就職で入社した会社で人事課に配属され、ほどなくして新入社員研修を担当、その後転職をした先でも社員や管理職、講師など様々な場面で研修やセミナーを担当しました。現在までにキャリアコンサルタント、カウンセラー、ビジネスマナーなどのセミナー講師に25年以上従事しております。

さん

講座の構成・内容について教えて下さい。

基本的には受講者のレベルと目標に合わせて内容を決めていきます。これから社員になられる方の中には、正社員としての入社が初めての方もいらっしゃいますし、既に職務経験が豊富な方や、また接客業や事務職をされていた方など職種も様々です。ですので、まずは受講者の方が、どの程度の知識と経験を持っているのか把握して、できるだけ、それぞれの希望や目標に合わせて必要な指導を行っていくようにしています。

どういった形式で教えていらっしゃいますか?

ビジネスマナーに関しては基本的に座学よりもロールプレイが中心になるので、最初にビジネスマナーの必要性などを説明し、あとは実際に動いて練習していただくことが多いです。

さん

社会人としての経験がない方に対してはどういった指導をされますか?

そのような方々には、ビジネスマナーをこれから学んでいただくにあたり、まずは就業意識についてお話します。私は「心が体を動かす」と思っておりますので、最初に、仕事に対する意識や、なぜビジネスマナーが必要なのか、なぜ話し方を学ぶ必要があるのか、そういった意識づけから入らせていただくことが多いです。
そのあとで具体的に、基礎的な話し方から敬語の使い方や電話の応対、お辞儀の仕方などを練習していきます。

今まで延べ人数で何人程教えていらっしゃいますか?

キャリアコンサルティングやカウンセリング、セミナーなど、トータルで2万人を超えるぐらいではないかと思います。

さん

今後ご自身の講座に、どんな人に来てどんな能力を身に付けて欲しいですか?

ビジネスマナーを学ぶことで、仕事に対する不安をなくし自信をもって仕事をしたい方や、ビジネスマナーを学ぶ意味を知り、楽しく働いていきたいと思う方に来ていただきたいと思います。 またある程度ご経験がある方でも、ビジネスマナーに関する最近の考え方や、高い意識とスキルを得ることで、よりやりがいも大きくなります。
そういった意味で、業界も年代も幅広く様々な年代の方に来ていただきたいですね。

今から「ためしごと」というサービスを使う方に対して何かメッセージをお願いします。

「自分の枠を設けないでほしい」ということですね。日々、本当に多くの方々とお話をしていますが、最初から「私には向いていないのではないか」「私にはできないのではないか」という不安を抱えてらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
ですがそれは、今、知識や経験が無く練習もしていないからこそ自信がないだけであって、本当は皆さんが素晴らしい可能性をお持ちです。
そういった意味で、この「ためしごと」を「自分を試せる場所」として、様々な仕事にチャレンジしていただき、ご自身の中のキラキラした可能性を引き出して頂きたいなと思っています。